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40th Anniversary Concert

November 4, 2018

 10月20日の山本達彦 ・40周年記念コンサートを無事終え、数日後、当日のライブ写真を整理していると、ふとデビューコンサートの事が思い出された。開場は青山タワーホール。キャパシティの関係で多くの新人アーティストが使ったホールだ。コンサートに先駆け、デビューアルバム「Sudden Wind」もリリースされ、アルバムの全歌詞を書いてくれた伊達歩こと伊集院静氏がコンサートの構成とトーク内容を考えてくれ、バンドも優秀なミュージシャンを揃え万全の体制で臨んだ。当日、松任谷正隆、由実夫妻も見に来てくれたことが印象深い。コンサートの些細な状況は既に記憶の彼方に消えかかっているが、印象的な事ははっきり記憶している。コンサート中盤のトークコーナーがあった。伊集院氏が、起承転結を踏まえた内容をしっかり書いてくれたが、舞い上がった達彦は結の部分が飛び、妙なトークとなり、なんとも言えない空気に包まれた。クスッと笑いもあったが、デビューしたばかりのアーティストに対して、開場の人々は温かく見守ってくれた。その時から山本達彦の長い音楽活動が始まり、多くのファンの方々の支えで40年周年を迎える事ができた。

 1枚1枚の写真を見ていると、達彦の表情には自信に満ち、音楽を楽しんでいる様子が伺えた。ハンドマイクでステージをアクティブに動いたり、ピアノを弾きながら感情を込めて唄うその姿に、40年の重みと未来に向かおうとする意志すら感じられた。 

 物事、初めがあれば終わりもある。このとこを最近強く思うようになった。65歳という年齢がそうさせているのだろうが、与えられたチャンスに全力で取り組み、悔いの無いようにしたいとも改めて思った。

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